「野球部を作る為には一週間以内に部員9人を集めなければならない。」
しかも顧問の美鴬先生は「全く野球を知らない素人」であることが発覚した。
しかし、勝碁と幸はそのことにはめげずに部員集めを開始する。
最初に発見したのは顔の半分を髪で隠した男子、
『籤原七夜』(くじわら・さいや)。
学校の情報を網羅している七夜は、
不意に知った「勝碁が野球の経験者」であることに興味を持ち、
その「情報を集める事を条件」に、入部する事を引き受けた。
次に勝碁達は「柔道部の部長」である、
『檜楠醍醐』(ひすのき・だいご)を兼入部させる。
その後、幸は醍醐に荷物運びを頼みに勝碁達と別れる。
他に部員を探しだそうと校内を探し回る勝碁達。
そこに校庭のトラックを疾走している二人を発見する。
一人は「鼻の異常な大きさが印象的」な、『鮫嶋猛』(さめじま・たかし)。
「髪を全て逆立てている」派手な、『田菜幹早斗』(たなみき・はやと)。
盗塁選手として入部を薦めたが拒否される。
しかしそこを猛の弱みを握っている、七夜が昔の恥ずかしい思い出を仄めかせ、
入部させる。
猛と競う事にしか興味のない早斗は猛が野球をやると知り、ついていく。
そして更に部員を集めようと探しているところに一人悲しみに暮れている生徒が一人。
その生徒は「帰国子女」で、
傷心に沈む『ハルベルト御石』(はるべると・ごいし)。
さて、勝碁達はハルベルトを野球部に誘うのか、どうなのか。
背景
ハチャメチャ高校野球部。
これがタイトルでもおかしくない程の荒れ様です。
そもそも、誰もが描いているからという
その理由だけで描き出したこの漫画なんですが、
作者である私自身、野球をプレイした事は、
真剣にはありません。
強いて言うなら、手打ち野球を小学校でやったことぐらいで…。
今は、漫画を描きながらルールを学んでいるところです。
でも、これは漫画だし、多少破天荒な方がいいのかな…とも思うんですけどね。
どうしても連載を意識するといい絵がでないので、
気ままに読み切りを意識して作っています。
なので、読み手には「どこで話を区切っているのか?」というのは意識しないでいただきたい。
正直、この話の内容が一段落するまでは区切りは出現しないと思います。
ので、どうか読者には気ままな気持ちで、風呂上りに1ページとか、
そんな感じで読んでいただけると嬉しいです。
しかし今思うと不思議なものです。
この漫画を描いた当初はインターネットでの公開は、
全く考えていませんでしたからね…。
何故かと言えば…
その話はまた別の機会にでも…。